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日記

「こぼれ梅」を食べてみた

「こぼれ梅」という調味料をご存知でしょうか

名前に梅とありますが、梅ではありません。みりんの絞り粕のことを「こぼれ梅」といいます。こぼれ咲く白梅の情景に由来して「こぼれ梅」と呼ぶようになったそうです。
kobore_ume
昔ながらの製法でみりんをつくっている蔵元さんでしか扱っていない貴重な調味料なのです。

私がはじめて「こぼれ梅」の存在を知ったのは、京都北野天満宮の梅花祭に行った時です。縁日に屋台が出ているのを見て、ちょっと気になったけど結局買いませんでした。

・・・ですが、買わなかったことをずっと後悔していたのです。
そして、先日、東寺の弘法市に行ったときに、念願の再会を果たしました。
こぼれ梅のお店

ようやく巡り合えた「こぼれ梅」、たっぷり堪能します!

まずはそのまま食す!

こぼれ梅
昔はおやつとして食べられていたそうですね。
では早速・・・
こぼれ梅を生で食す

うぉっ!アルコールの塊だ!!
おやつで酔っ払ってしまうではないか!

お米の甘みは感じるのですが、アルコールが気になって食べられませんでした。
お酒に強い方であれば止まらなくなるのかもしれませんね。

***

ちなみに・・・
みりんはお酒の一種ですが、その製造過程で酵母によるアルコール発酵を行ないません。

原材料であるお米の「デンプン」は、麹菌の働きによって「ブドウ糖」(甘味成分)へと変わります。その後、清酒の場合、酵母菌を仕込むことで「ブドウ糖」を発酵させ、アルコールに変え、熟成させます。一方、みりんの場合、焼酎などのアルコールを仕込んで、熟成させます。

麹菌と酵母菌の働きの違い

麹菌と酵母菌の働きの違い

つまり、こぼれ梅を食べて感じるアルコールは、蔵元が厳選した焼酎が由来であり、蔵元の個性の表れともいえますね。残念ながら焼酎が苦手な私には違いが分かりそうにありません。

甘酒にして食す!

アルコールが気になるのであれば、加熱して飛ばしてしまいましょう。
お鍋にこぼれ梅と水を入れて、火にかけます。
甘酒づくり
沸騰したら、砂糖と塩を入れて弱火で煮ます。
5分くらいで甘酒の完成です!
甘酒

おおおっ美味しい!!!
飲みやすい!甘い!
甘いといっても砂糖の甘さではなく、お米の優しい甘さです!
少しだけ残っている粒々がまろやかで、舌触りも良いです。うわぁ・・・これもう一回作ろう。

粕汁にして食す

最後は粕汁にします。酒粕汁の作り方と同じです。具は大根と人参をどっさり。最後にネギを散らして完成です。
こぼれ梅の粕汁

うむ。こぼれ梅は米の粒が比較的残っているので、ツブツブ感のある粕汁になりました。酒粕の粕汁よりも濃厚な甘みを感じます。食感と味のせいか、栄養価の高そうな食べ物になりました。体調を崩しかけた時に良さそうです。

まとめ

こぼれ梅の良さを活かすのであれば、粕汁にするより甘酒の方が良いと思います。他にも、こぼれ梅を使ったスイーツレシピ(クッキー・ブレッドなど)がたくさん見つかりました。お砂糖代わりに使えば、優しい甘さになりそうですね。是非挑戦したいです。


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